こんにちは。
今年のお盆は、定休日に加えて、休みをいただきました。
母と妹に任せていたわけではないけれど、結果的にはそうなっていた墓参り。
二人からの声かけもあり、今年は集まれる家族で大阪の墓に手を合わせてきました。
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墓石の掃除、お供えものを添えて、
膝をつき、静かに手を合わせる。
会ったことはない、母の親と母の兄弟の眠る墓。
そのあとに、もうひとつの場所へ。
母のお兄さんの奥さんの眠る墓にも手を合わせてきました。
母のお兄さんの奥さんは、厳しいひとでした。
でも、愛情深く、厳しい言葉を掛けることのできる、つよいひとでした。
そうした人柄もあってか、いろんなものを背負い、まだちいさいこどもを残して、早くに空へと逝ってしまいました。
50代にもみたない、そんな時に。
遡ること、20年も前のこと。
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墓を前に、いろんなことを想った。
でも、悲しそうにするわけではなく、「会いに来たよ」と声を掛け、家族と共に笑った。
一緒にいるような感覚で、その場にいる家族と、大事に大事にその時を過ごした。
箕面市の墓も、池田市の墓も、どちらも高い位置に墓がある。
広がる街をみて、なんだか懐かしい気持ちになった。
母さんのお兄さんにも会うことになり、こてこての大阪人を感じて、また笑った。
母の兄弟は、みんな自営業。
過去にいろんなことがあり、いまはあまり会うことがない。
久々に会い、母とのやりとりを聞いた。
歳を重ね、いまだから感じることのできる、母の複雑な心境を想った。
時が経ち、いまだから、理解し合えることもあるのだろう。
そんな兄妹の姿をみた。
母の兄は、見た目も生き方も、変わらないように思えた。
歳を感じさせない姿と、まっすぐに生きる姿勢がかっこよかった。
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墓から見上げた空は、笑っていてくれてるような晴天だった。