月の終わりに

休み明けの週末を終えて、ほっとひと息。

この週末は、風の強さに驚いた。

昨日の夕方ごろ、その強さで暖簾が舞い上がり、飛んでいったのだから。

親切に教えてくださった男性のお陰で、すぐにとりに行けてよかった。

まだ開業してすぐのころ、定期的に移動販売をしていたが、一番の曲者は風の吹き方だった。

なので出店を前にすると、必ずといっていいほど、風速を確認していたことを思い出した。

毎朝、そらを見上げ、そらの感じや、くもの様子をみることがすきで、

玄関掃除をする時に見上げるのが日課である。

毎日、その表情はかわる。

いろんな表情があるから、いろんな発見もある。

風も、そんな感じ。

強くてひやひやする時もあれば、心地よく、気持ちのいい時もある。

自然のながれのなかでうまれるものは、そんなものだ。

そのなかで生きるひとの感情も、きっとそんな感じ。

毎日のように、家族のLINEから送られてくる天気予報。

その情報によれば、今日あたりから、あたたかくなるみたい。

そろそろ、本格的な春がくるのかな。

玄関先にある、もみじの木に、新芽が芽生えてきた。

身近な、春の知らせ。

初めての春を迎えるから、芽吹くか心配だった。

だから、よかった。

まだ、ちゃんと芽が出るまでは気にはなる。

焦っても仕方のないことだけど、早くみたいとおもってしまう。

春のあたたかさは、もうすぐ。