日常
-
淡々と
もう一枚と、袖をとおす枚数が増えていき、この時季らしい寒さを感じる。 あとひと月もしたら、もう年末である。 一年が駆け足で過ぎ去っていくようだ。 段々と、寒さを…
-
立冬
さくじつは、臨時でお休みをいただきまして、 ありがとうございます。 今年に入り、二度目のご縁をいただきました、 奈良の三輪明神大神神社へとお参りをし、登拝してき…
-
好日
今日も、秋晴れ。 平日はゆったりとひとの流れを感じられるから、こころもわりと穏やか。 来る人、来る人とゆっくりと言葉を交わす。 そんな時間が、とてもすきだ。 気…
-
初心にかえり
背中を押してもらい、はじめた、自分で営む、珈琲の仕事。 月日が経ち、十月十日を迎え、まる八年になった。 時間は経てど、していることと言えば、大きくは変わらない。…
-
月のはじまり
十月になり、もう一週間が経つ。 九月も終わるころ、まだ日中は暑いね、なんて話していたのに、それがあっという間に寒さを感じるようになった。 気候変動は止まらない。…
-
秋分の日
ここ数日は、不安定な空模様。 昨夜も、激しい雨と雷が降り注ぎ、どうしちゃったのかなあ、と想った。 少し前は、夏の戻りと思うほどに、汗の流れる日々。 季節の移りめ…
-
出戻りのお知らせ
一度、閉じてから、二年と少しの時間が経ちました。 もう、もどることはないと思っていました。 選択肢のひとつとしても、浮かぶことはなかった。 でも、あるひとの一声…
-
寺子屋
「寺子」と調べると、こう記されていた。 寺子屋に入門した子ども。 江戸時代に普及した、庶民の子どもに読み書きの初等教育を施した所。 鎌倉時代に寺でおこなったのが…
-
きゃろっと
育った町の、隣町にある喫茶店。 キャロット。 近くにあったのに、知らないでいた。 珈琲豆を配達しに行くおじいちゃんが、毎日のように通うところ。 「あそこのひとは…
-
処暑
ゴロゴロと、空は不安定に、揺れている。 暑さの峠を越して、少しずつ、涼しい風も感じられるようになってきた。 これからは、台風のことが気になり始める頃である。 過…