「umino-ito」
3月19日、お世話になっているひとが企画した、アートイベント。
縁あって、珈琲をお届けに行ってきました。
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当日は、心配されていた天候が嘘のように、
空一面、青、だった。
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たくさんのひとが関わり、そのひとつひとつに丁寧に向き合う姿は、心にくるものがある。
普段は穏やかで物静かな印象がほとんどだけれど、この時は一味も二味も違って見えた。
テーマである、「生命の誕生」
ひと言で聞くと、難しく感じるひとが多かったような、そんな印象もある。
けれど、そんなことはなくて、とてもシンプルなことだと、そう伝えたい。
ひとは生まれたら、その瞬間からいつか、終わりを迎えるもの。
そのときその時、いろんな感情に出会い、重ね、そだつ。
終わりを迎えることも、次の循環へと必要な過程であって、どんなことにも無駄はない。
いまは様々な情報が混じり合い、いろんな思想を知ることや、感じる機会が増えた。
だから、わからなくなることも増えてしまい、疲れることもある。
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ものの見方は、ひとの数だけ、見方がある。
それでも、自然のなかで起こる循環というのは、変えることができなく、そうでないといけないような、
そういうものであってほしいと願う。
その循環をちゃんと肌で感じ、日々をたいせつに重ねていく。
わかっているようで、でも気付いたら遠くにいて、忘れてしまっていること。
そんな当たり前のようなことを、改めて感じる機会でもあった。
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芸術は、感性に働きかけるような、そんなものだと想っている。
頭のなかを巡らせ、直感的に感じたり、考え、あとからじわりとくるような、そんな感覚なのだろう。
映像、音、ダンス、光、ひと。
複雑に混じり合うことで生まれる、なにか、をひとそれぞれの受け止め方で感じて、
いろんな考え方が生まれる。
そんなところに、おもしろさがあるのだと思う。
一度だけど、関わる人たちと日付の変わる頃まで話し合った日のことが、印象に残っている。
個性が混じり合うと、聞いていて楽しいものだ。
保守的な考えはなく、やりたいことに貪欲になる感じ。
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夜の出店だったけれど、ももさんのちからもあって、やりきった。
屋外で出店はいつぶりかと思うくらい前で、前日の準備は遅くまでがんばった。
慣れない環境でも、手探りで空間を作り、その場を共有できることは、嬉しいものだ。
ももさん、遅くまでありがとう。
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この日は、嬉しい再会と、縁がまだ繋がっていることを知れた日でもあった。
いろいろありすぎて、盛り込み過ぎているかな、と思うけれど。
「まちの居場所茶屋 かさでらのまち箱」
笠寺観音さんの参道にある、施設図書館。
今年の2月1日に開かれました。
まだ店を構える前の、移動販売の時に知り合い、ご縁のあるひとたちがつくられた居場所。
そのことを知り、温かい気持ちになった。
そんな日でもあった。
笠寺さんは、ご縁結びの場所。
嬉しい再会に、感謝しました。
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ライブパフォーマンスを終えて、
最後のあいさつの時、企画をした、たきさんの言葉に感動したことが、いまでも覚えている。
途中、間ができたり、言葉を探していたり、どう伝えようかと迷っている姿。
ひと言一言、ちからがこもっていた。
すこし時間は経ってしまったけれど、関わるひとたちに労いの言葉を贈りたいとおもいます。